BANNER1903J.BMP - 134,574BYTES
トップ
お悔やみ
以前の記事
政治
経済
社会
選挙
コラム

令和7年(2025年)12月3日付
2年半ぶり165円割れ
 
レギュラーガソリン県平均
 
全国は3年11カ月ぶり

 

 レギュラーガソリン1リットルあたりの価格は全国平均で3年11カ月ぶり、このうち本県は2年6カ月ぶりにそれぞれ165円を下回った。経済産業省資源エネルギー庁が3日公表した12月最初(1日現在)の石油製品価格調査結果で示されたもの。石油元売り各社に対する補助金の拡充が功を奏している形だが、本格的な降雪期を控えて需要が活発化している本県の灯油価格は上昇基調にある。

 ガソリン税の暫定税率廃止に向けた移行措置として政府は、石油元売り各社に対する補助金を11月13日から1リットルにつきそれまでの10円から15円に拡充。続いて同27日〜今月10日の支給単価を20円に引き上げ、同11日からは暫定税率による上乗せ分と同水準の25.1円となる。

 こうした流れを受けて今調査のレギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均価格は、前週調査(11月25日現在)に比べて4円安い164.8円に。4週連続で値下がりし、令和4年1月4日調査の164.7円以来3年11カ月ぶりに165円を下回った。全47都道府県で値下がり。

 このうち本県は前週調査比3.2円安の164.9円で、全国平均と同様、4週連続で値下がりした。165円を下回ったのは、令和6年6月5日調査の164.8円以来2年6カ月ぶり。

 本県のレギュラーガソリン以外の石油製品平均価格は、ハイオクガソリン1リットルが前週調査比3.2円安の176円、軽油1リットルが同1.2円安の149.9円。

 一方、今月10日まで1リットルあたり5円の補助金を支給している灯油の県内価格は、緩やかな上昇に転じている。18リットルあたり店頭価格は前週調査比5円高の2,121円、配達価格は同4円高の2,224円で、店頭が2週連続、配達が3週ぶりに値上がりした。石油情報センターが作成した11月以降の東北各県と東北平均のレギュラーガソリン価格推移は下段のとおり。(午後3時半)

251203P.JPG - 135,168BYTES

※このページには広告を掲載しております。