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秋田労働局は1日、来春高卒予定者の県内求人倍率が過去最高を記録した、と発表した。10月末現在の状況で示されたもの。秋田北地方の就職内定率は大館、鹿角両職安管内ともに80%台に達した。
県内就職希望者1人あたりの求人数を示す県内求人倍率は10月末現在で4.28となり、同現在としては昨春卒を0.03ポイント更新して過去最高を記録。ちなみに、昨春卒は最終値として4.33まで上昇しており、来春卒が数値をどこまで高められるか注目される。
一方、就職内定率は県外が前年同期比1.8ポイント増の92.3%で令和に入って最も高いものの、県内は同2.2ポイント減の79.1%で、10月末現在としては4年ぶりに80%を割り込んだ。この結果、県内外平均では同0.8ポイント減の82.7%となり、2年連続の前年同期割れに。
同局が作成した秋田北地方の求職・内定状況は下段のとおりだが、大館管内の県内外平均内定率は前年同期比3.2ポイント減の83.1%、鹿角管内は同0.5ポイント増の80%と、いずれも80%台に達した。 (午前零時)
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