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令和7年(2025年)11月26日付
降雪量は平年並みか
 
本県含む東北日本海側
 
3カ月予報発表

 

 仙台管区気象台は25日、東北の12月から向こう3カ月間の天気予報を発表した。寒気の影響が長続きしないため同3カ月の平均気温は平年並みか高いとしたほか、同3カ月の降水量、本県を含む東北日本海側の降雪量はいずれもほぼ平年並みを見込んだ。

 東北日本海側は12月が「平年と同様に曇りや雪または雨の日が多い」、1月、2月はともに「平年と同様に曇りや雪の日が多い」と予想。同太平洋側は、各月一様に「平年と同様に晴れの日が多い」とした。同3カ月を通しての平均気温は東北全般に平年並みか高く、降水量と同日本海側の降雪量はほぼ平年並みと予想。

 併せて同日公表した東北の20日までの11月天候経過によると、日本付近を高気圧と低気圧が交互に通過し、天気は数日の周期で変化した。低気圧や低気圧通過後の一時的な冬型の気圧配置による寒気の影響で、曇りや雨、雪の日も。

 急速に発達した低気圧の影響で1日は、11月として記録的な大雨の所があった。冬型の気圧配置が強まった18日は、青森県酸ケ湯で積雪差日合計が76センチにのぼり、昭和54年(1979年)の統計開始以降11月の記録を更新。

 これにより東北の降水量は平年を上回ったものの、日照時間は太平洋側を中心に平年より多かった。降雪量は日本海側で平年を上回り、太平洋側で下回った。気温はほぼ平年並み。

 同気象台が作成した20日までの東北の平年比による平均気温、降水量、日照時間は下段のとおりだが、今年は平均気温が各月とも平年を1度台から2度以上の幅で上回る推移だったのに対し、11月は東北全域で初めて平年以下となった。 (午前零時)

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