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令和7年(2025年)11月20日付
1年8カ月ぶり171円割れ
 
レギュラーガソリン県平均
 
政府の補助金引き上げ反映

 

 レギュラーガソリン1リットルあたりの県平均価格は2週連続で値下がりし、1年8カ月ぶりに171円を下回った。政府は今月13日から石油元売り各社に対する補助金を引き上げる措置を講じており、同措置後初となる今調査の結果に反映された形だ。

 経済産業省資源エネルギー庁が19日公表した11月3回目(17日現在)の石油製品価格調査結果によると、ガソリン1リットルあたりの全国平均価格は169.8円。前週調査(10日現在)に比べて3.7円安く、2週連続で値下がりした。前週調査では17道県で値上がり、5府県で横ばい、本県を含む25都府県で値下がりしたのに対し、今回は全47都道府県で値下がり。

 ガソリン税の暫定税率廃止に向けた移行措置として政府は、石油元売り各社に対する補助金を今月13日から1リットルにつき5円増の15円としており、今調査では全国の店頭価格に反映された結果に。年末にかけ、さらに10円程度の値下がりが見込まれている。ちなみに、全国平均価格が170円を下回ったのは一昨年6月12日調査の169.3円以来2年5カ月ぶりとなる。

 このうち本県は前週調査比2.5円安の170.5円で、全国平均と同様、2週連続で値下がりした。171円を下回るのは、昨年3月25日調査の170.9円以来1年8カ月ぶり。全国と東北(168.2円)よりは高値ながら、27日に公表する次回調査(25日現在)では170円を割る可能性も。

 本県のレギュラーガソリン以外の石油製品平均価格は、ハイオクガソリン1リットルが前週調査比2.4円安の181.6円、軽油1リットルが同2.5円安の153.5円、灯油18リットル店頭が同19円安の2,113円、同配達が同6円安の2,229円で、ハイオク同と軽油が2週連続、灯油が2週ぶりにそれぞれ値下がりした。 (午前零時)

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