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令和7年(2025年)11月19日付
今年初2カ月連続前年割れ

大館能代空港利用者数

10月、2年連続の2万人台ならず

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大館能代空港(空港ターミナル)

 

 大館能代空港の利用者数は、今年初の2カ月連続前年割れとなった。県が19日公表した10月の利用実績で示されたもの。前年10月は同月初の2万人台を達成したのに対し、今年は600人余届かなかった。

 東京(羽田)、大阪(伊丹)、札幌(新千歳)の3路線で平成10年(1998年)7月に開港した同空港は、翌11年11月に札幌、同23年(2011年)1月に大阪の両路線を「運休」の扱いながらも事実上廃止した形で、羽田線が唯一存続。令和4年(2022年)7月に開始した同空港の3往復運航は、同11年(2029年)3月まで継続される。

 県が作成した大館能代空港の今年と前年の月別利用者数推移は下段のとおりだが、今年10月は前年同月比629人、3.1%減の1万9,685人。1-10月の中では2万3,377人で開港以来過去最多を記録した8月に次ぐ高水準ながら、10月としては2年連続の2万人超えはならなかった。

 また、同5.4%減の9月に続いて今年初の2カ月連続の前年割れに。それでも搭乗率は70.6%を確保し、前年同月の70.9%に続いて同月としては2年連続で70%台に乗せた。

 1-10月の累計利用者数は前年同期比4,162人、2.6%増の16万5,399人。今月と年末帰省シーズンとなる12月の実績しだいながら、年計で過去最多だった前年の19万1,498人を超える可能性を残している。

 併せて同日公表した秋田空港の10月利用者数は定期便、国際チャーター便あわせて12万1,626人。今年は一貫して前年を上回る推移なものの、10月は前年同月比940人、0.8%増と、かろうじてプラス実績を維持した。搭乗率は同6.1ポイント増の86.6%。  (午後3時)

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