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県内の新車新規登録・届出台数は、5カ月連続で前年を割り込んだ。国土交通省東北運輸局が22日公表した9月の速報値で示されたもの。同月は、2カ月連続減少率2ケタ台をかろうじて免れた。
新車新規登録・届出台数は国土交通省の運輸支局や軽自動車検査協会に自動車が新車として登録または届出された時点の台数を指し、統計としては速報性・客観性が高い指標とされる。一方、新車購入台数は自動車メーカーや販売会社が実際にユーザーに対して販売した台数。
9月の県内新車新規登録・届出台数は前年同月比413台、9.9%減の3,745台。5月以降5カ月連続の前年割れながらも、13.6%台だった前月に続く2ケタ減少率はかろうじて回避した。
とはいえ、本県以外の東北各県の9月減少率は宮城が6.8%、山形が5.1%、福島が4.9%、青森が4.4%、岩手が3.2%で、本県が最大。連続減は秋田、山形が各5カ月で最も長く、それ以外の4県はともに3カ月。
東北全体の9月新車新規登録・届出台数は前年同月比1,939台、5.8%減の3万1,693台、全国は同9,723台、2.2%減の43万8,200台と、本県の減少率は東北、全国平均以上となっている。同局が作成した本年度上半期(4-9月)の月別推移は下段のとおり。 (午前零時)

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