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令和7年(2025年)10月21日付
平年並みの降雪量か
 
厳冬期の東北日本海側
 
3カ月予報発表

 

 仙台管区気象台は21日、東北の11月から向こう3カ月間の天気予報を発表した。期間のはじめを中心に暖かい空気に覆われやすい時期があるため、向こう3カ月の気温は平年並みか高いとした。一方、期間の後半を中心に冬型の気圧配置が強まる時期があり、降雪量はほぼ平年並みを見込んだ。

 初冬の11月は、本県を含む東北日本海側で寒気の影響を受けにくいため平年に比べて曇りや雨または雪の日が少なく、同太平洋側で平年と同様に晴れの日が多いと予想。

 12月は、東北日本海側で冬型の気圧配置が強まる時期があるため平年に比べて曇りや雪または雨の日が多く、同太平洋側で平年と同様に晴れの日が多いとした。

 年明け1月は、東北日本海側で平年と同様に曇りや雪の日が多く、同太平洋側で平年と同様に晴れの日が多い見込み。これからすれば、日本海側の厳冬期は雪かき作業に追われ、太平洋側にはおおむね平穏な冬が訪れる、例年と同様の気候パターンといえそう。

 月別の平均気温は東北日本海側、太平洋側ともに11月が「高い」、12月と1月が「ほぼ平年並み」と予想。また、降水量は11月と1月が同日本海側、太平洋側ともに「ほぼ平年並み」、12月が同日本海側が「平年並みか多い」、太平洋側が「ほぼ平年並み」。

 併せて同日公表した東北の19日までの10月天候経過によると、日本付近を高気圧と低気圧が交互に通過し天気は数日の周期で変化したものの、東北は低気圧や前線、湿った空気の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多かった。

 このため、日照時間は東北太平洋側を中心に平年を下回り、降水量は平年を上回った所が多い。期間を通して暖かい空気に覆われやすかったため、気温は平年を上回った。

 同気象台が作成した19日までの東北の平年比による平均気温、降水量、日照時間は下段のとおりだが、うち日本海側の気温は平年より2度高かった。 (午後3時)

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