9月の県内火災発生件数は、7カ月ぶりに20件を下回った。県総合防災課の集計によるもの。火災に伴う負傷者数は2年2カ月ぶりに皆無だった半面、死者数は今年最多タイ。
同課が作成した今年(速報値)と前年(概数値)の月別火災発生状況は下段のとおりだが、9月の火災発生件数は前年同月と同数の19件で、2月の16件以来7カ月ぶりに20件未満に抑えた。
内訳は建物火災18件、いずれにも属さない「その他」が1件で、林野火災は3カ月ぶり、車両火災は5年11月以来1年10カ月ぶりにそれぞれ皆無。
一方、9月の火災に伴う負傷者数は5年7月以来2年2カ月ぶりに皆無だった半面、死者は3月、4月と並んで今年最多の3人を数えた。
1-9月の累計火災発生件数は前年同期比66件、22.8%減の223件、累計死者数は同4人減の15人、同負傷者数は同16人減の44人と、人的被害を含めて総じて減少傾向にある。
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