警察庁は2日、秋の全国交通安全運動期間(9月21日〜30日)の交通事故発生状況を公表した。本県は今年も死者数ゼロを達成できなかったほか、交通事故件数の増加率が全国ワースト2、負傷者数の増加率が同ワースト3だった。
同運動期間中の全国の交通事故死者数は前年同期比6人増の80人で、令和4年(2022年)の83人以来3年ぶりに80人台に乗った。死者数皆無を達成したのは青森、山形の東北2県を含む12県。また、全国の交通事故件数は同419件、5.9%増の7,506件、負傷者数は同372人、4.4%増の8,850人と、いずれも悪化した。
同庁が作成した都道府県別発生状況のうち東北6県の内訳は下段のとおりだが、本県の死者数は前年同期と同数の3人。交通事故件数は同17件、106.3%増の33件で、増加率は福井の136.4%増に次ぐ全国2番目の高さ。さらに、本県の負傷者数は同14人、70%増の34人で、増加率は石川の129%、福井の121.4%に続くワースト3だった。 (午前零時)
※このページには広告を掲載しております。
 |