県調査統計課が30日公表した7月の毎月勤労統計調査地方調査結果速報によると、従業員5人以上の県内事業所の現金給与総額は4カ月ぶりに前年同月を上回った。
同課が作成した7月の常用労働者1人あたり月間給与総額は、全産業平均で32万2,059円。ボーナス支給が反映された前月に比べて9万7,623円、23.3%減少したものの、前年同月比では2万3,681円、7.9%増加した。4月以降前年割れが続いていたが、4カ月ぶりに増加に転じた。
産業別で増加したのは同115.7%増の生活関連サービス業・娯楽業をはじめとする8業種で、減少したのは同24%減の情報通信業など5業種。
このほか、7月の総実労働時間数は148時間で、前月比1%、前年同月0.4%の各増加といずれもほぼ横ばい水準だった。同課が作成した7月の1人平均月間給与総額内訳は下段のとおり。(午後3時半)
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