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令和7年(2025年)9月5日付
死亡事故皆無を

秋の農作業安全運動
 
県内、10日から10月20日まで

 

 大雨被害が相次ぎながらも9月に入って県内も朝夕を中心に少しずつ「秋近し」を思わせる中、県は今月10日から10月20日までを「秋の農作業安全運動」期間とし、周知を図っている。  

 県内では、過去10年間に40件余の農作業に伴う死亡事故が発生。全体の6割近くが春の農作業最盛期で占めるものの、コンバインなどの大型農業機械を扱う機会が多くなる秋も2割ほどにのぼる。年齢別では、9割以上が60歳以上で占める。  

 こうした状況を踏まえながら、「コンバインによる収穫作業は計画的に行い、長時間や夜間の作業を避けて」「トラクターに安全キャブ・安全フレームを装備し、シートベルトの着用を徹底」など6項目を同運動期間中の重点推進事項に据えている。共通事項では「体調管理を万全にし、心身ともに健康な状態で作業を行う」「点検・修理はエンジンを止めて行う」など9項目。  

 コンバインについては「遠距離の自走移動は避けて」「点検・修理はエンジンを停止して行って」「作業は計画的に行い、長時間や夜間の作業を避けて」の3項目を呼びかけている。 

 県は「農作業事故の未然防止のため、無理のない作業計画を立てるとともに作業時は体調を整え、作業に適した服装で行って。また、作業機械の事前点検・整備を徹底し、操作には細心の注意を」と呼びかけている。

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