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令和7年(2025年)8月6日付
5年ぶり100億円割れ

実質収支の黒字額
 
県6年度一般会計決算

 

 県会計課がまとめた令和6年度一般会計決算概況によると、実質収支額は黒字ながら3年連続で前年度を下回り、5年ぶりに100億円を割り込んだ。災害復旧費が前年度のほぼ1.6倍に膨らんだ。

 同課が作成した6年度歳入、歳出、実質収支等の各内訳は下段のとおりだが、うち実質収支額は前年度比3億8,700万円、3.7%減の99億5,600万円。3年連続で落ち込み、令和元年度の73億1,300万円以来5年ぶりに100億円を下回った。

 歳入決算額で32.1%と全体のほぼ3分の1を占める地方交付税は前年度比12億5,548万2,000円、0.6%増の2,082億7,167万2,000円と、ほぼ横ばい水準。

 以下、構成率が高い順に国庫支出金(構成率16.2%)が同21億9,217万5,000円、2%減の1,050億7,208万6,00円、県税(同15.6%)が同35億7,408万5,000円、3.7%増の1,011億1,772万円、県債(同10.5%)が同30億5,860万円、4.3%減の681億4,190万円など。

 一方、歳出決算額で最も構成率が高いのは16.5%の教育費で、前年度に比べて43億554万2000円、4.3%多い1042億134万6000円にのぼった。これに、県債を返済する元利償還金と一時的な借入れをした際の支払利息を示す公債費(14.3%)が前年度比16億5145万2000円、1.9%増の908億418万2000円、などが続く。

 このほか、構成率は2.5%と高くはないものの、災害復旧費が156億6308万1000円で、前年度比58億723万2000円、58.9%の大幅増。6年度は、7月の豪雨災害で秋田市や由利本荘市などに大きな被害が出た。 (午前零時)
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