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令和7年(2025年)7月18日付
4年ぶり100人未満
 
県内の上半期自殺者数
 
6月は今年2番目に多く

 

 今年上半期(1-6月)の県内自殺者数は、同期としては4年ぶりに100人を下回った。警察庁が17日公表した同期間の暫定値で示されたもの。ただ、6月は2カ月連続の20人台をかろうじて免れたものの、今年これまでで2番目に多かった。

 上半期の県内自殺者数は前年同期比11人減の96人で、この5年間で最少だった令和3年の90人以来4年ぶりの100人未満。ちなみに、東北6県の最少は山形の68人で、これに本県が続き、以下、岩手の109人、青森の130人、福島の172人、宮城の184人の順となっている。

 本県の上半期を月別にみると、1月が16人(前年同月比1人減)、2月が15人(同5人増)、3月が15人(同5人減)、4月が11人(同14人減)、5月が20人(同1人増)、6月が19人(同5人増)で、6月は5月に次いで今年2番目に多い。

 昨年の県内自殺者数は186人で、統計史上最少だった令和3年と並んで最も少なかっただけに、今年は最少記録の更新に向けて官民一体による取り組みが一層重要性を増している。(午前11時半)

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