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令和7年(2025年)7月17日付
障害者雇用の促進に期待
 
きらめきワークフェア
 
31日に大館市で

 

 ハローワーク大館(小笠原洋行所長)は「きらめきワークフェア」と銘打ち、大館・北秋地区障害者就職面接会を31日に大館市で開く。昨年の調査では県内民間企業の雇用障害者数、実雇用率ともに過去最高だっただけに、今面接会を機に同職安管内の障害者雇用のさらなる向上が望まれる。

 同面接会は、大館職安管内の企業に対して障害者雇用への理解の促進を図るとともに、障害者がその能力と適性に応じた職業を通じて社会参加できるよう就職の促進を図ろうと、企業の人事担当者と障害者が一堂に会して面接や就職相談を行うもの。

 31日午後1時15分から大館市有浦のプラザ杉の子で大館・北秋地区(同市・北秋田市・上小阿仁村・鹿角市・小坂町・能代市・山本郡)での就労を希望する障害を持つ求職者と同地区で採用を予定している企業(約15社を予定)の人事担当者による面接を実施するほか、ハローワークなど障害者雇用支援機関による相談を実施。面接会開始前には、大館市障害者自立・差別解消協議会との共催で「障がい者雇用促進セミナー」も。

 今年も6月1日現在で身体、知的、精神の各障害者の雇用状況について障害者の雇用義務のある事業主などに報告を求め、秋田労働局が県内分を集計中だが、令和6年調査では雇用障害者数が前年比172人、6.1%増の2,997人、実雇用率が同0.09ポイント増の2.49%といずれも集計が残る昭和63年以降最高だった。自立や社会参加という観点からも、こうした機会が管内の障害者雇用促進につながることが期待される。

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