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令和7年(2025年)6月23日付
秋田内陸線も1人

新たに鉄道運転士 
 
25日に免許証交付式

 

 東北の鉄道各社で人材確保が喫緊の課題とされる中、国土交通省東北運輸局は23日、新たに6人の鉄道運転士が誕生した、と発表した。この中には、秋田北地方関係の鉄道も。25日に宮城県仙台市の同局で、運転免許証交付式を行う。

 同局は、鉄道運転士の運転免許試験(動力車操縦者試験)を年2回実施。うち今年3月に学科、5月に実技の各試験を行った令和6年度第2回の試験では、6人がディーゼル(内燃)車の運転免許試験に合格した。

 6人の内訳は三陸鉄道(岩手県宮古市)と会津鉄道(福島県会津若松市)が各2人。そして本県からは、秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市)と由利高原鉄道(由利本荘市)が各1人。

 秋田北地方とゆかりが深い秋田内陸縦貫鉄道の昨年度決算額は2億1,841万円の赤字で、10年ぶりに2億円を超えるなど依然として厳しい経営の中、新たな運転士の誕生によって地域鉄道の未来を支える原動力になることが期待される。

 運転免許証交付式は25日午後1時半から仙台市宮城野区鉄砲町の同局2階会議室で開き、1人ひとりに免許証を交付した後、川崎博局長の式辞、合格者代表の「誓いの言葉」、合格者記念撮影を行う。 (午後3時半)

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