レギュラーガソリン1リットルあたりの県平均価格は8週連続で値下がりし、約1年半ぶりに170円を割り込んだ。経済産業省資源エネルギー庁が18日公表した6月3回目(16日現在)の石油製品価格調査結果で示されたもの。全国平均価格は、約2年ぶりに171円台をつけた。

　先月22日から国は新たな燃料油価格支援策に乗り出しており、段階的な措置によってガソリンと軽油については1リットルあたり価格を10円、重油と灯油を5円、航空機燃料を4円それぞれ引き下げる方針。

　今調査によるガソリン1リットルあたりの全国平均価格は171.2円となり、前週調査(9日現在)に比べて1円安い。8週連続の値下がりで、一昨年6月26日調査の171.0円以来約2年ぶりの171円台に。

　同1リットルあたりの県平均価格は169.8円で、前週調査に比べて1.2円安い。全国平均と同様8週連続で値下がりし、一昨年11月27日調査の169.7円以来約1年半ぶりに170円台を下回った。

　レギュラーガソリン以外の石油製品県平均価格は、ハイオクガソリン1リットルが前回調査比1.3円安の180.7円、軽油1リットルが同1円安の152.8円、灯油18リットル店頭が同5円安の2,073円、同配達が同7円安の2,163円。

　ハイオクガソリンと軽油は8週連続、灯油店頭は10週連続、同配達は6週連続でそれぞれ値下がりした。今年に入ってからの全国と本県のレギュラーガソリン1リットル1あたり平均価格推移は下段のとおり。(午前零時)

調査日 全国平均 県平均

1/ 6 180.6 178.0
1/14 180.7 178.3
1/20 185.1 183.3
1/27 185.1 183.5
2/ 3 184.6 183.1
2/10 184.5 182.9
2/17 184.4 182.9
2/25 184.3 182.6
3/ 3 184.1 182.7
3/10 184.1 182.7
3/17 184.6 183.2
3/24 184.5 183.3
3/31 184.9 183.4
4/ 7 186.3 184.0
4/14 186.5 184.2
4/21 185.1 183.4
4/28 184.5 183.1
5/12 183.0 181.7
5/19 182.1 180.5
5/26 177.6 176.0
6/ 2 174.3 172.6
6/ 9 172.2 171.0
6/16 171.2 169.8

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