気象庁が1日まとめた5月気象統計のうち秋田北地方主要3地点(大館市、北秋田市鷹巣、鹿角市)の状況によると、月平均気温、月降水量は3地点そろって平年を上回った。月間日照時間はいずれも平年より少なく、鷹巣で同月としては11年ぶりに150時間を割り込んだのが特徴的。
<大館市> 月平均気温は、平年を0.3度上回る14.7度。月降水量は平年を13.1%、16.6ミリ上回る143.0ミリ。月降水量が平年よりやや多かったことに加えて曇天の日も目立ったのを反映してか、月間日照時間は平年比15.6%、28.9時間減の156.7時間にとどまった。5月としては2年連続で200時間を割り込み、3年連続で前年を下回った。
<北秋田市鷹巣> 月平均気温は、平年を0.2度上回る14.7度。月降水量は平年を3.6%、4.2ミリ上回る120.5ミリ。気温、降水量ともに平年に近い水準だったものの、日照時間は平年比18.8%、34.6時間減の149.5時間にとどまった。5月としては3年連続で前年を下回り、平成26年(2014年)以来11年ぶりに150時間を割り込んだ。
<鹿角市> 月平均気温は、平年を0.3度上回る14.1度。月降水量は平年を33.7%、31.4ミリ上回る124.5ミリ。月間日照時間は平年比7.9%、14.7時間減の170.6時間にとどまったものの、大館市や北秋田市鷹巣よりはかなり多かった。 (午前零時)
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