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令和7年(2025年)5月20日付
3年連続猛暑か
 
東北の盛夏期
 
3カ月予報発表

 

 仙台管区気象台は20日、東北の6月から向こう3カ月間の天気予報を発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう3カ月の気温は高いと予想。これからすれば、盛夏期となる8月の平均気温は3年連続で観測史上の上位につける可能性がある。

 月別予報のうち6月は、期間の前半に天気が数日の周期で変わり、同後半に平年と同様に曇りや雨の日が多い見込み。7月は平年と同様に曇りや雨の日が多く、8月は東北日本海側で平年と同様に晴れの日が多く、同太平洋側で天気が数日の周期で変わりそう。同3カ月間の東北の平均気温は各月ともに高く、降水量はほぼ平年並みと予想している。

 ちなみに、秋田北地方主要3観測地点(大館市、北秋田市鷹巣、鹿角市)の過去2年間の8月平均気温は、大館市で一昨年が観測史上1位の28.2度、昨年が同3位の26.4度、鷹巣で一昨年が同1位の28.4度、昨年が同2位の26.2度、鹿角市で一昨年が同1位の26.6度、昨年が同4位の24.9度と、そろって2年連続で同史上4位以内に。

 今年も「高い」と予想していることからすれば3年連続で同史上の上位となる可能性があり、日中の最高気温が35度以上の「猛暑日」続出も覚悟しなくてはならないとみられる。

 併せて同日公表した東北の18日までの5月天候経過によると、天気は数日の周期で変わり、日本海を通過した低気圧の影響で太平洋側を中心にまとまった雨の所も。このため、降水量は東北太平洋側で平年を上回った。暖かい空気が流れ込みやすく、気温は東北全般に平年より高かった。

 同気象台が作成した平年との比較による今月1日〜18日の平均気温や降水量などの内訳は下段のとおりだが、本県を含む東北北部は気温が平年より1.6度高く、降水量は平年を4%下回った。 (午後3時半)

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