県内の今春高卒者のうち就職希望者は、全員就職まであと10人を残すのみとなった。秋田労働局が1日公表した3月末現在の令和7年3月新規高校卒業者職業紹介状況で示されたもの。うち秋田北地方は鹿角職安管内が3月中に全員就職を達成し、大館管内があと1人に。
県全体の就職希望者数は、県内外あわせて前年比35人増の1,596人。対する就職決定者は同34人増の1,586人で、全員決定まで10人を残す。うち県内就職割合は県平均で前年同期に比べて2.8ポイント高い77.2%となり、平成以降では唯一80%を超えた令和4年3月卒の80.2%に次いで高い。
同局が作成した就職内定・決定状況のうち秋田北地方の大館、鹿角両職安管内の内訳は下段のとおりだが、鹿角管内は県内外あわせて45人の就職希望者全員が決定。また、大館管内は就職希望者195人中県内希望者1人を残すだけとなった。県内では鹿角管内のほかに本荘、能代、横手、湯沢の各管内も全員就職を達成。 (午後2時半)
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