県警がまとめた今年第1四半期(1-3月)の110番受理状況によると、総受理件数は過去3年間の同期の中で群を抜いて多く、1万件突破が目前だった。
県警が受理した過去3年間の第1四半期の110番総受理件数推移は、令和2年が7,393件、3年が6,074件だったのに対し、今年は9,974件に跳ね上がった。このうち交通関係は、2年が3,009件、3年が2,238件だったのが、今年は4,009件と飛躍的に増加し、総受理件数を押し上げた。
ちなみに、過去5年間の交通関係の年平均は1万3,542件で、4月以降も第1四半期と同様のペースで通報が多発すると仮定した場合、今年の年計は約1万6,000件にのぼると試算される。
県警が作成した3月の110番受理状況は下段のとおりだが、「間違い」が非有効受理件数(571件)の80%近くを占める441件にのぼった。いたずら、無応答、間違いといった避けるべき110番は緊急を要する110番に支障が生じかねないだけに、通報者の意識の向上が求められる。
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