仙台管区気象台は25日、東北の4月から向こう3カ月間の天気予報を発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう3カ月の気温は高いと予想。
本県を含む東北日本海側の月別予報は、4月、5月、6月前半はそれぞれ天気が数日の周期で変わり、6月後半は平年と同様に曇りや雨の日が多い、とした。同3カ月間の東北の平均気温は4月と5月が平年並みか高く、6月が高い見込み。降水量は、各月ともほぼ平年並みとみている。
併せて同日公表した東北の20日までの3月天候経過によると、西高東低の気圧配置は長続きせず、高気圧に覆われた日や太平洋側は低気圧の影響を受けやすい時期もあるなど、天気が数日の周期で変わった。
降水量は日本海側で平年を下回り、太平洋側で上回った。日照時間は日本海側で平年を上回り、太平洋側が平年と同程度。降雪量は平年を下回った。寒気の影響が弱く、暖かい空気が流れ込んだ日もあったため、気温は平年を上回った。
同気象台が作成した平年との比較による今月1日〜20日の平均気温や降水量などの内訳は下段のとおりだが、東北日本海側の平均気温は平年より0.9度高く、降雪量は平年に比べて著しく少なかった。 (午前零時)
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