求職者1人に対する求人数を示す県内の有効求人倍率(受理地・季節調整値)は、2カ月連続で1.24倍だった。秋田労働局が4日公表した2月の県内雇用情勢で示されたもの。同局は「持ち直しの動きに弱さがうかがわれ、物価上昇等の影響により一部に厳しさがみられる」と、前月と同様の見方を示した。
同局は前月公表時に昨年12月県内有効求人倍率を1.23倍としたが、同12月以前の季節調整値を今回1月公表時に改定し、これに伴って同12月を1.24倍に改めた。
県内の1月新規求人数は7,828人で、前年同月を4.3%、354人下回った。6カ月連続の減少。月間有効求人数は1万9,048人で、同4.8%、956人下回った。26カ月連続の減少。
県内の1月新規求職者数は4,167人で、前年同月を6%、268人下回った。2カ月ぶりの減少。月間有効求職者数は1万4,922人で、同1.7%、259人下回った。5カ月連続の減少。
この結果、1月の有効求人倍率は前月と同水準の1.24倍となった。本県の全国順位は25位で、前月から1つ下げた。ちなみに、全国平均は前月より0.01ポイント高い1.26倍。
県内の1月就職件数は1,048件で、前年同月を4.9%、54件下回った。6カ月連続の減少。うち45歳以上の中高年齢者は565件で、同4.6%、25件上回った。3カ月ぶりの増加。
事業主からは〇燃料費等の高騰により経営は厳しく、運賃の値上げを交渉するも難色を示されてしまい、運賃の上乗せができない(貨物運送業)〇5類移行後も、葬儀や法事は多少あるものの、宴会などの規模が縮小していることもあり、売り上げは伸び悩んでいる(宿泊業)〇増員することは経営的に難しく、ギリギリの人員体制ではあるが、何とか対応している(介護事業)〇人員確保が十分ではないため、作業工程ラインを減らすなどにより対応している(製造業)などの声が聞かれた。
同局が作成した県内各職安別の1月求人・求職状況のうち大館、鷹巣、鹿角の秋田北地方3職安管内を含む県北の状況(受理地・季節調整値)は下段のとおりだが、常用の有効求人倍率は鹿角が11管内中最高の1.55倍に。 (午後3時半)
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