北海道を会場とする第74回全国高校スキー大会は11日、5日間(競技は4日間)の日程を終え、閉幕した。この結果、秋田北地方勢は女子で秋田北鷹が総合優勝に輝き、鹿角が同2位タイで続いた。同地方勢男子は鹿角が同7位タイで惜しくも入賞を逃がし、前回総合優勝の秋田北鷹が同25位とさんざんな戦績に終わった。
大会事務局が作成した今大会の男女別学校対抗得点表は下段のとおりだが、このうち女子は優入賞ラッシュに沸いた秋田北鷹が唯一30点超えの33点を獲得し、前回大会の24点、総合3位から女王の座に駆け上がった。統合前の米内沢を含め、3年ぶり4度目の頂点。また、前回最後の花輪として出場した鹿角は前回の18点、総合6位から、飯山(長野)と並んで28点、総合2位と大健闘。
一方、秋田北地方勢男子は鹿角が20点を獲得して関根学園(新潟)とともに総合7位で、同6位までとする入賞に惜しくも届かなかった。21点、同5位だった前回(花輪)より後退。このほか、前回49点を得て堂々総合優勝の秋田北鷹は4点、総合25位という超不振ぶりで、出場29校中ワースト5に。
最終日は名寄市のなよろ健康の森クロスカントリーコースで男女リレー、釧路市の国設阿寒湖畔スキー場で男子回転を行った。うち全20チームがフィニッシュした女子リレー(3×5キロ)は飯山が47分39秒3で制し、秋田北地方勢の秋田北鷹が47分46秒9で2位、鹿角が48分38秒3で3位に食い込んだ。
全21チームがフィニッシュした男子リレー(4×10キロ)は、飯山が2時間1分57秒5で女子とアベック優勝。秋田北地方勢は秋田北鷹が2時間6分42秒2で7位に食い込んだものの、優勝して総合優勝に大きく貢献した前回との比較では大きく後退。また、鹿角が2時間10分0秒3で11位と惜しくも入賞(10位以内)を逃がした。このほか、95選手がフィニッシュした男子回転は、橋颯世(鹿角)の30位が県勢最高。(午前零時)
男女別学校対抗得点表
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