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令和7年(2025年)1月22日付
過去最多を更新
 
昨年の大館能代空港利用者数
 
19万人台に乗る
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大館能代空港(ターミナル)

 
 

 令和6年の大館能代空港利用者数は、過去最多だった前年を1万5,000人余上回り、一気に19万人台に乗せた。県が22日公表したもの。搭乗率は、2年連続で50%を超えた。

 東京(羽田)、大阪(伊丹)、札幌(新千歳)の3路線で平成10年(1998年)7月に開港した同空港は、翌11年11月に札幌、同23年(2011年)1月に大阪の両路線を「運休」の扱いながらも事実上廃止した形で、羽田線が唯一存続。

 同空港の羽田線1日3往復体制は、令和2年(2020年)10月25日を皮切りにスタート。今年3月29日までとしていた同体制について国土交通省は21日、利用者数の増加を評価し、4年後の令和11年(2029年)3月24日までを前提に継続する方針を明らかにした。同継続期間は、利用者数増加に向けた空港の取組進捗状況について毎年モニタリングを行う。

 県が作成した前年比による令和6年の運航、利用実績は下段のとおりだが、利用者数は前年比1万5,581人、8.9%増の19万1,498人で、過去最多だった前年を上回った。

 また、搭乗率は前年比4.9ポイント増の56.7%で、4年ぶりに50%を超えた前年に続く50%超えに。3往復運航に伴う利用者の利便性向上などが、過去最多記録更新の主因とみられる。

 半面、同空港の貨物取扱量は低迷した。大館能代空港から羽田空港への出荷は前年の36.1トンから11.8トンに激減したほか、大館能代同への入荷も同53.5トンから50.7トンに減少。入・出荷全体では前年比27.1トン、30.2%減の62.5トンにとどまった。

 併せて公表した秋田空港の令和6年利用者数は前年比6万4,047人、5.5%増の122万7,785人。搭乗率は同4.6ポイント増の69.2%だった。貨物取扱量は同107トン、21.2%増の610.7トン。 (午後2時半)

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