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令和7年(2025年)1月20日付
小坂が2年連続1位

県の飲酒運転追放競争
 
北秋田3位、鹿角4位 

 

 県の県民生活課は20日までに、令和6年飲酒運転追放等の競争順位をまとめた。小坂町が2年連続県内ベスト1タイに輝き、北秋田市が3位、鹿角市が4位と、秋田北地方の3市町が知事表彰5自治体に食い込んだ。一方、4年連続ベスト1を目指した上小阿仁村が最下位に転落したほか、大館市が2年連続の1ケタ順位を逃がした。

 「県飲酒運転追放県民運動」の一環として、昭和54年(1979年)から県内市町村間で飲酒運転追放などについて競いあい、同運転徹底追放意識の高揚を図るのが同競争の狙い。1年間にわたって展開し、その年の成績優秀な自治体(優良5市町村)を知事表彰している。

 飲酒運転による違反(酒酔い・酒気帯び)が1件につき1点、飲酒運転による事故の負傷が同3点、死亡が同8点のほか、飲酒運転以外の死亡事故が同3点の換算で算出し、これに各市町村の運転免許人口を勘案して県内順位を決定。

 県が作成した6年結果のうちトップ5は下段のとおりだが、1年間にわたって飲酒運転検挙者、死亡事故などを皆無に抑えて1位を獲得したのは小坂、藤里の両町。小坂町は2年連続、藤里町は2年ぶりにトップの座を射止めた。

 また、前年に17位だった北秋田市は検挙者を酒酔い運転1人、酒気帯び同2人の計3人にとどめ、市部(13市)でトップ、全体で3位に食い込んだ。さらに、前年7位の鹿角市は酒気帯び運転3人と成績は北秋田市よりわずかに優れているものの、同市より運転免許人口が74人少ない関係上、4位にランク。

 一方、4年連続県内ベスト1を目指した上小阿仁村は、飲酒運転検挙者こそ4年連続皆無だったものの、年明け早々の1月1日に小沢田地内の国道285号で飲酒運転以外の死亡事故が発生したのが最後まで尾を引き、4年ぶりの最下位に甘んじた。県内で最も運転免許人口が少ない同村は、検挙や死亡事故が1件発生しただけで著しく順位を下げる顕著な例。このほか、前年に4年ぶり1ケタ台の9位に入った大館市は14位に後退し、2年連続1ケタ順位はならなかった。 (午後2時半)

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