気象庁がまとめた令和6年気象統計のうち大館市の状況によると、最も特徴的なのは平均気温の高さで、2年連続の12度超えとなった。1年のうち7カ月で、各月の観測史上3位以内の高さに。
年平均気温は12.1度で、平年を1.9度上回った。昭和51年(1976年)に観測を開始して以降初めて12度を超えた前年と並んで観測史上1位。以下、令和3年(2021年)、平成11年(1999年)、同10年の各11.2度が続く。
月別平均気温は1月が0.8度で同月の観測史上初の氷点下以上、2月が1.4度で同月の観測史上初の1度以上をそれぞれ記録し、4月は同月の観測史上2位の11.6度、6月は同1位の20.8度、8月は同3位の26.4度、9月も同3位の21.3度、10月は同1位の14.3度と、12カ月のうち7カ月が各月の高い方から3位以内に入った。
年降水量は1,655.5ミリで、平年を85.5ミリ、4.9%下回った。日照時間は令和3年(2021年)に統計手法を変更したため、それ以前の気象データとの純然たる比較はできないが、昨年は1,753.5時間で同3年以降の4年間の中では最も多く、2年連続で1,700時間を超えた。(午後2時半)
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