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令和7年(2025年)1月1日付
昨年の死者数31人

県内の交通事故
 
秋田北地方は5人

 

 令和6年の県内交通事故死者は31人を数え、目標とする「27人以下」を達成できなかったものの、かろうじて2年連続の減少にこぎつけた。  

 平成17年(2005年)以降の過去20年間の県内交通事故死者数推移は下段のとおりだが、うち令和6年は前年比1人減の31人。同3年から7年までの5年間を期間とする第11次県交通安全計画で「死者数27人以下」とした目標を4年連続でクリアできなかったが、2年連続で減少した。

 令和6年は、現在の集計方式となった昭和41年(1966年)以降の死者数としては令和3年の28人、平成29年の30人に続いて少ない方から3番目。また、統計を開始した昭和24年(1949年)以降の74年間では6番目に少ない。

 秋田北地方では、元日に県内最初の死亡事故が上小阿仁村小沢田の国道285号で発生。続いて3月6日に北秋田市花園町の市道交差点、7月28日に大館市二井田の県道交差点付近、同31日に鹿角市花輪の市道、10月21日に北秋田市阿仁前田の国道105号交差点でそれぞれ発生した。

 同地方の過去10年間の年間死者数推移は平成27年(2015年)が8人、28年が12人、29年が4人、30年が6人、令和元年が4人、同2年が9人、同3年が3人、同4年が8人、同5年が3人、そして同6年は5人で2年ぶりに増加。

 なお、県は昨年12月29日から1月2日までを期間に、「高齢者交通死亡事故多発注意報」を発令している。同29日までの4日間に高齢者が関係する死亡事故が3件発生したことによるもの。 (午前10時)

過去20年間の県内交通事故死者数推移
            
平成17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年 令和元年 2年 3年4年5年6年
75人 74人 71人 61人 64人 60人 57人 42人 48人 37人 38人 54人 30人 42人 40人

37人

28人 33人32人 31人

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