今年の県内新設住宅着工戸数は、統計史上最少だった前年を下回るのが確実な状況となった。国土交通省がまとめた11月の着工戸数に基づく積算によるもの。
県建築住宅課は1月6日に11月の着工実績を公表する予定だが、これを前に国土交通省がまとめたところによると、同月は187戸で前年同月に比べてわずか6戸ながら増加した。
この結果、1-11月の累計着工戸数は前年同期比416戸、12.8%減の2,822戸に。12月の着工戸数を前年同月(211戸)と同水準確保できれば統計史上初の年計3,000戸割れは回避できそうなものの、過去最少にとどまった前年の3,449戸を下回るのは確実な状況だ。
なお、全国の1-11月累計着工戸数は72万9,141件。前年同期に比べ2万5,896戸、3.4%減少し、年計で5年連続の90万戸割れは避けられないとみられる。 (午後3時)
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