秋田労働局は2日、来春高卒予定者の県内就職内定・決定率が10月末現在としては3年連続で80%を超えた、と発表した。秋田北地方は、大館職安管内で80%を超えた半面、鹿角同で届かず県内の8管内中2番目に低い。
10月末現在の県内就職内定・決定率は、県平均で81.3%。過去最高を記録した前年を2.3ポイント下回ったものの、同6番目に高く、3年連続で80%を超えた。就職希望者に占める県内就職希望割合は同1.6ポイント高い76.8%で、同3番目の高さ。
秋田北地方の状況は下段のとおりだが、県内就職内定・決定率は大館が前年同期を6.8ポイント上回る84.1%で、8管内中、本荘の86.7%、横手の86.3%に続く3番目の高水準。一方、鹿角は78.4%で同7.7ポイント上回ったものの、10月末現在としては前年に続いて80%に届かなかった。県内最低は前年同期の82.5%から76.7%に落ち込んだ秋田で、鹿角はこれに次いで低い。80%割れは同2管内だけ。 (午前零時)
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