第46週(今月11日〜17日)に「流行期に入った」と県が発表した県内のインフルエンザは、翌第47週(同18日〜24日)にはさらに流行の度を強め、県全体の患者報告数が第46週の1.6倍にのぼった。ただ、秋田北地方の大館、北秋田両保健所管内は、ともに減少に転じた。
県保健・疾病対策課が28日公表した第46週との比較による第47週の保健所管内別インフルエンザの1医療機関あたり感染者数は下段のとおりだが、県平均では3.10人となり、流行期に入った第46週(2.00人)の1.6倍に。
保健所別では秋田市、秋田中央、大仙、横手、湯沢で増加し、大館、北秋田、能代、由利本荘で減少した。県内最多の大仙は10人に迫り、由利本荘は県内唯一の皆無と、地域によってばらつきがある。うち秋田北地方は大館が第46週の4.00人から2.83人に、北秋田が同5.00人から3.00人にそれぞれ減少。
なお、インフルエンザと同じ「5類感染症」の新型コロナは、集団発生報告数が第46週の県内11施設から29施設へと3倍に迫る勢い。同29施設中、秋田北地方は大館管内の高齢者施設、社会福祉施設、医療機関あわせて7カ所で発生した。 (午後3時)
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