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任期満了(28日)に伴う上小阿仁村長選挙は10日投票が行われ、現職の小林悦次氏(69)=五反沢、無所属=が、新人で前村議の河村良満氏(69)=沖田面、同=を破り、3選を果たした。 小林氏は通算2期の実績をアピールしつつ、災害対策を念頭に置いて防災ダム整備を核とした産業振興などを公約に掲げ、村政の継続を訴えた。 一方、河村氏はハード整備に片寄っているなどと現村政を批判しながら、教育や福祉など「人に目を向けた施策」を訴えた。激戦を繰り広げた結果、有権者らは「継続」を選択し、小林氏の3選が決まった。とはいえ、わずか34票差の薄氷の勝利となり、現村政への批判も少なくないことを示した。 当日有権者数は1,730人で、令和2年(2020年)の前回選挙の投票日に比べて290人減少した。投票率は83.35%。前回選挙を1.7ポイント下回り、初めて90%を割り込んだ平成27年(2015年)以降も下がり続けている。投票者数は、同276人減の1,442人。 (午後10時)
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