今大会が最後となる第39回東日本女子駅伝競走大会(東北陸上競技協会など主催)の10日開催を前に大会事務局は、出場都道県の選手候補を公表した。本県チーム13候補のうち、秋田北地方勢は5人がエントリー。昨年の前回大会で本県チームは18チーム中最下位に甘んじただけに、今大会は一層の奮起が望まれる。
同大会には北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、静岡の計18都道県が出場。
「FTVふくしま」マラソンコース誠電社WINDYスタジアムをスタートし、福島銀行福島南支店前までの1区6キロ、福島西インターまでの2区4キロ、鈴木石材店前までの3区3キロ、中谷地集会場までの4区同、宍戸果樹園直売所北までの5区5.0875キロ、吾妻中学校南までの6区4.1075キロ、横山物産までの7区4キロ、コンフォートイン福島西インターまでの8区3キロ、スタート地点の誠電社WINDYスタジアムまでの9区10キロの計42.195キロで覇を競う。
本県チームの選手候補は下段のとおりだが、秋田北地方勢は鈴木絵里(能代山本陸協・花輪高出)、中村咲愛(秋田北鷹高3年)、吉田瑠衣(同1年)、川口恋羽(比内中3年)、石田萌愛菜(大館市東中同)の5人が入った。うち中村は2年連続、吉田は3年連続の選抜となるか、注目される。
過去5年間の本県チームの順位は第34回(2時間23分20秒)が10位、第35回(2時間27分11秒)、第36回(2時間24分45秒)が各12位、第37回(2時間26分57秒)が16位、そして第38回は最下位(2時間27分59秒)に甘んじるなど、平成23年(2011年)の第27回に8位(2時間20分13秒)に入って以降1ケタ順位に食い込めずにいる。
前回は、東京が2時間18分35秒で2大会連続11度目の頂点に立った。ちなみに、今年8月のパリ五輪女子マラソン6位入賞の鈴木優花(大曲高-大東大-第一生命グループ)は第34回で区間4位、第32回で同5位、第31回で同8位と過去3回にわたって本県チームをけん引した経緯があり、選手入りすれば本県チームの戦績向上に大きく貢献する可能性があるものの、第35回以降は候補にも名を連ねていない。ただ、妹の鈴木彩花(大曲高3年)が選手候補入り。午後零時3分にスタート。
阿部 円海 (ユニクロ)
鈴木 絵里 (能代山本陸協・花輪高出)
小林 望迪 (東北福祉大1年)
鈴木 彩花 (大曲高3年)
中村 咲愛 (秋田北鷹高3年)
小松田楓羽 (横手清陵学院高3年)
小松 蒼 (横手清陵学院高2年)
小林 惟芽 (明桜高2年)
佐藤 夢菜 (明桜高2年)
吉田 瑠衣 (秋田北鷹高1年)
川口 恋羽 (大館市比内中3年)
石田萌愛菜 (大館市東中3年)
高橋 愛紗 (秋田市泉中2年)
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