気象庁がまとめた10月気象統計のうち秋田北地方主要3地点の状況によると、最も特徴的なのは月平均気温で、大館市、北秋田市鷹巣、鹿角市の3地点ともに同月の観測史上最高だった。
<大館市> 月平均気温は平年を2.3度上回る14.3度で、これまでの10月観測史上最高だった平成10年(1998年)の記録を26年ぶりに0.1度塗り替えた。日最高気温が最も高いのは1日の28.6度で、令和元年(2019年)と並んで日最高気温としては同史上最高。同日を含め、上旬には日中の最高気温が25度以上の夏日が3日間あった。月降水量は平年より22.2ミリ、13.6%少ない141ミリ、月間日照時間は同13.2時間、10.1%多い144.4時間。
<北秋田市鷹巣> 月平均気温は平年を2.2度上回る14.4度で、これまでの10月観測史上最高だった令和元年(2019年)の記録を5年ぶりに0.2度塗り替えた。日最高気温が最も高いのは1日の28.5度で、日最高気温としては同史上2位の高さ。大館市と同様、同日を含めて上旬に夏日が3日間あった。月降水量は平年より23.7ミリ、14.6%少ない139ミリ、月間日照時間は同26.3時間、19.9%多い158.6時間。
<鹿角市> 月平均気温は平年を2度上回る13.4度で、これまでの10月観測史上最高だった平成10年(1998年)の記録を26年ぶりに0.3度塗り替えた。2日には日最高気温としては同史上4位の26度、1日には同8位タイの25.6度をそれぞれ観測し、同2日間が夏日に。月降水量は平年より38.8ミリ、28%少ない100ミリ、月間日照時間は同13.6時間、10.2%多い132.9時間。(午前零時)
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