第16回県中学校秋季軟式野球大会(県中学校体育連盟など主催)は最終日の3日、準決勝、決勝を行った。前日までに4強に勝ち残った秋田北地方勢の大館東と鷹巣は、決勝進出を逃がした。

　大館市のニプロハチ公ドームで1日から3日間行った今大会には、大館東、鷹巣、十和田の秋田北地方勢3校を含む10チームが出場。

　同地方勢で4強入りした2校のうち大館東は3日、準決勝で平和(大仙市)と対戦した。2回、3回に各1点先制された大館東は終盤6回に1点返したものの、その裏、大量4点を追加されて1-6で敗れ、決勝進出を逃がした。

　また、山本・琴丘(三種町)の連合チームと準決勝に臨んだ鷹巣は3回に3点先制され、終盤6回に1点返しながらも力尽き、1-3で敗退した。

　決勝は、平和と山本・琴丘が対戦。平和が3回の1点を皮切りに、4回に1点、5回に2点、6回に1点と着実に積み上げたのに対し、山本・琴丘は7回に一挙5点を返して試合を振り出しに戻し、延長戦に突入。

　タイブレークの延長8回、山本・琴丘が大量5点を先取し、平和が2点返すにとどまり、10-7で大会唯一の連合チーム山本・琴丘が初の頂点に立った。　(午前零時)

	1	2	3	4	5	6	7	計
大館東	0	0	0	0	0	1	0	1
平　和	0	1	1	0	0	4	×	6

準決勝・ニプロハチ公ドーム

	1	2	3	4	5	6	7	計
鷹　　　巣	0	0	0	0	0	1	0	1
山本・琴丘	0	0	3	0	0	0	×	3

準決勝・ニプロハチ公ドーム

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