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令和6年(2024年)10月10日付
秋田北地方は横ばい水準
 
上半期の観光地点等客数

小坂町で落ち込む 

 

 今年上半期(1-6月)の観光地点等入込客数は県全体で前年同期比8.8%の堅調な伸びを示した半面、秋田北地方(5市町村)だけの状況をみると国立公園十和田湖などを有する小坂町が20%近く落ち込んだことなどを背景に横ばいに近い水準だった。県観光戦略課が9日公表した速報で示されたもの。

 上半期の観光地点等入込客数は調査地点数を県全体で前年同期の404地点から339地点に減らしながらも、入込客数は1,265万9,000人にのぼり、前年同期に比べて102万5,000人、8.8%増加した。うち観光地点は同68万1,000人、7.1%増の1,029万6,000人、行祭事・イベントは同34万5,000人、17.2%増の235万3,000人。

 同課が作成した前年同期比較による上半期の市町村別・分類別観光地点等入込客数(延べ人数)のうち秋田北地方の状況は下段のとおりだが、同地方全体では5,193人、0.3%増の162万1,262人と横ばいに近い水準だった。

 同地方の市町村別前年同期比増減率は上小阿仁村が13.5%、大館市が7.8%、鹿角市が1.2%の各増加にこぎつけたほか、北秋田市が横ばいと4市村で減少を回避したのに対し、十和田湖や明治の芝居小屋「康楽館」、小坂鉱山事務所などを有する小坂町は16.8%落ち込んだ。

 小坂町は観光地点、行祭事・イベントのいずれも減少しており、中でも"ドル箱"ともいえる観光地点は前年同期比4万3,176人、16.5%減の21万7,650人にとどまった。(午前零時)

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