佐賀県を会場とする第78回国民スポーツ大会(SAGA2024国スポ)の相撲最終日は8日、本県は成年男子団体、個人ともに準々決勝進出を決めたものの、4強入りはならなかった。
佐賀国スポの相撲は、玄海町社会体育館で6日〜8日の日程で行った。7日に予選を勝ち抜いた本県成年男子団体は8日、決勝トーナメント1回戦で富山と対戦。鈴木涼太(秋田北鷹高教)がはたきこみ、児玉優翔(秋田北鷹高-駒大)がおくりだし、平野颯人(県スポ協)がおしだしの3-0で完勝した。
続く準々決勝で鹿児島と対戦。鈴木がつきおとしで勝ったものの、児玉がつきだし、平野がおしだしでそれぞれ敗れ、1-2で準決勝進出を逃がし5位に。決勝は石川が鹿児島に3-0で完勝し、12年ぶり3度目の優勝を飾った。
一方、成年男子個人で8強入りを決めた本県の平野は準々決勝で石川の池田俊(ソディック)と対戦し、よりきりで敗れて4強入りを逃がして5位。決勝は石川の大森康弘(金沢学院大)が熊本の花岡真生(日大)をうわてなげで下し、頂点に立った。先の大相撲秋場所で優勝した大の里に続き、国スポ相撲成年男子団体、個人でも被災地石川勢が意地をみせた形だ。
なお、東北高校選手権団体を40年ぶりに制した本県勢少年男子だったが、団体、個人ともに決勝トーナメントに駒を進めることができなかった。 (午後3時半)
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