佐賀県を会場とする第78回国民スポーツ大会(SAGA2024国スポ)のフェンシングは8日、前回大会で男女ともに準優勝だった成年フルーレで本県男子が3回戦敗退、同女子が6位に終わった。
佐賀国スポのフェンシングは、佐賀市SAGAプラザで7日〜10日の日程で行っている。成年男子フルーレで本県チームは8日、3回戦で愛知と対戦。先月の全日本選手権男子フルーレで初優勝した安部慶輝(秋田緑ケ丘病院)が5-4で競り勝ったものの、佐藤樹(県スポ協)が2-5、松井公章(秋田北鷹高教)が3-5の1-2で敗れ、2年ぶり5度目優勝を目指しながらも本県は8強入りを果たせなかった。決勝は大分が東京に2-0で完勝し、3年連続5度目の頂点に立った。
また、成年女子フルーレで2年ぶり3度目制覇を目指した本県チームは8日、準々決勝で岐阜と対戦して0-2で敗れ、5〜8位決定予備戦で佐賀に2-1、 5・6位決定戦で和歌山と対戦し成田実礼(専修大)が3-5、高橋風子(秋田市役所)が3-4の0-2で敗れて6位に。決勝は岐阜が熊本に2-1で競り勝ち、7年ぶり2度目の優勝を飾った。
前回大会で平成18年(2006年)以来17年ぶり8度目の総合優勝に輝いた本県チームは、8日に始まった少年男女フルーレなどでの巻き返しに期待がかかる。 (午後2時)
※このページには広告を掲載しております。
|