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令和6年(2024年)10月3日付
過去2番目の高さ
 
県内求人倍率3.65倍

来春の高卒予定者 

 

 来春の県内高卒予定者の県内求人倍率は3.65倍で、過去2番目の高さとなった。秋田労働局が2日公表した8月末現在の7年3月新規高校卒業者職業紹介状況で示されたもの。

 8月末現在の県内求人数は、県全体で4,560人で、前年同期に比べて198人、4.2%減少した。それでも、求職者1人につき何件の求人があるかを示す求人倍率は3.65倍にのぼり、初めて4倍を超えた前年同期の4.21倍に次ぐ高水準。また、県内就職希望者数は1,248人で、同117人、10.3%増加した。

 同局が作成した職安別の県内求人受理状況のうち秋田北地方関係は下段のとおりだが、大館管内の求人数は前年同期比4人減の653人、鹿角管内は同2人減の190人と横ばいに近い水準。

 一方、秋田北地方の県内就職希望者数は鹿角管内が前年同期比1人増の37人とほぼ横ばいなのに対し、大館管内は同31人、18.5%減の137人にとどまった。ただ、大館管内は県内外ともに就職希望者数が減少したのを背景に県内就職希望率は前年同期の74.7%から76.5%に上昇。

 このほか、鹿角管内の県内就職希望率は56.3%で能代管内とともに県内最低だった前年同期から、83%で県内最高の湯沢に次ぐ82.2%へと一気に高まった。 (午前零時)

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