県は18日、今年最初の高齢者交通死亡事故多発注意報を発令し、細心の注意を県民に喚起している。発令期間は、22日までの5日間。
13日には大仙市で68歳の男性、14日には男鹿市で88歳の男性、16日には羽後町で75歳の男性が亡くなる事故がそれぞれ発生。わずか4日の間に高齢者が関係する死亡事故が3件発生したため、県は同注意報を出したもの。
「気候の変わり目の時期であり、寒暖差が大きくなるため、疲労蓄積や注意力低下等を原因とした重大交通事故の発生が懸念される」と県。
加えて、これからの時期は日暮れがさらに早くなり、帰宅時間帯と薄暮時間帯が重なることから、歩行者の発見遅滞による交通事故の危険性が高まることを憂慮している。
このため県は、運転者に対してこまめな休憩と安全な速度を意識した運転を心がけるよう促すとともに、「早めのライト点灯」と「ハイビームの使用」を徹底を求めている。また、歩行者に対しては反射材を着用して交通事故防止に努めるよう注意喚起。 (午後3時半)
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