気象庁がまとめた秋田北地方主要3地点の8月気象統計によると、最も特徴的なのは平均気温の高さで大館市は8月観測史上3位、北秋田市鷹巣は同2位、鹿角市は同4位だった。大館市で30度を下回ったのは、わずか3日間だけ。月降水量は、各地点とも平年を大幅に下回った。
<大館市> 月平均気温は平年より2.8度高い26.4度で、前年の28.2度、平成11年(1999年)の26.5度に続いて8月観測史上3位の高さ。最高気温が30度を下回ったのは11日の29.9度、28日の28.3度、31日の27.6度のわずか3日間にとどまった。月降水量は平年より91.5ミリ、42.8%少ない122.5ミリ。月間日照時間は平年比8.1時間、4.6%増の184.5時間。
<北秋田市鷹巣> 月平均気温は平年より2.5度高い26.2度で、38年ぶりに記録を更新した前年の28.4度に次ぐ8月観測史上2位の高さ。最高気温が30度を下回ったのは、8日の29.9度をはじめ6日間にとどまった。月降水量は平年より64.6ミリ、32.6%少ない133.5ミリ。月間日照時間は平年比12.2時間、6.8%増の182.2時間。
<鹿角市> 月平均気温は平年より2.1度高い24.9度で、前年の26.6度、平成11年(1999年)、昭和60年(1985年)の各25.2度に続いて8月観測史上4位の高さ。最高気温が30度を割り込んだのは秋田北地方主要3地点で最も多く、月の半数近い14日間を数える。月降水量は平年より53.9ミリ、28.3%少ない136.5ミリ。月間日照時間は、平年(168.2時間)とほぼ同水準の169.5時間だった。 (午後3時半)
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