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令和6年(2024年)9月3日付
3億5,000万円突破

SNS型投資詐欺とロマンス詐欺被害額 
 
県警の8月末現在速報値

 

 県警が8月末現在で認知した今年のSNS型投資詐欺とロマンス詐欺被害件数はあわせて40件に迫り、被害総額は3億5,000万円を超えた。被害総額を中心に拡大するなど、事態は深刻化の度を増している。

 SNS型投資詐欺は、SNS(交流サイト)などの非対面で投資を勧めて金銭等をだまし取る詐欺。投資すれば利益が出ると思わせて投資アプリ・サイトなどに誘導して画面上では都合のいいように嘘の利益を表示し、投資を継続させる手口。  

 また、ロマンス詐欺は出会い系サイトやマッチングアプリなどのSNSを通じて知り合い、恋愛感情や親近感をいだかせて金銭等をだまし取る。  

 県警がまとめた8月末の速報値によると、県内でSNS型投資詐欺を認知したのは22件、被害総額2億753万7,260円、ロマンス詐欺は16件、1億4,486万6,958円、両特殊詐欺の合計は38件、3億5,240万4,218円で、前月に比べて5件、3,736万917円増加した。認知件数は大幅増ではないものの、1件あたりの大型化などを背景に被害総額はわずか1カ月で10%以上拡大。

 従来型の特殊詐欺の8月末現在認知状況は架空料金請求の41件、3,527万6,647円をはじめ全体で74件、7,128万2,928円の被害規模にのぼり、前年同期に比べて件数が30件、68.2%、被害総額が1,448万4,026円、25.5%それぞれ増加した。

 なお、警察庁が3日公表した全国のSNS型投資・ロマンス詐欺の1-7月累計認知件数、被害総額は下表のとおりだが、前年同期に比べて飛躍的に増加。(午後3時半)

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