52の定点医療機関から報告があった県平均の1医療機関あたりコロナ感染者数は7週連続で増加し、2ケタ台が目前に迫っている。県保健・疾病対策課が15日公表した今年第32週(今月5日〜11日)の感染症発生情報で示されたもの。これに伴い、県内患者報告数は500人突破が間近な状況だ。
第32週の1医療機関あたり県平均感染者数は前週比1.73人、21.4%増の9.83人で、2ケタ台が目前に。第26週(6月24日〜30日)以来7週連続の増加で、22日公表予定の第33週(今月12日〜18日)に10人を超えれば第14週(4月1日〜7日)以来19週ぶりとなる。
また、第32週に県内の医療機関から新たに報告があった感染者実数は前週比51人、12.1%増の472人と、500人突破が近づいてきた。保健所管内別で最も多いのは秋田市の165人で、これに大仙が126人で続き、両管内が9管内中突出して多い。
第33週は県内21カ所の高齢者施設、社会福祉同、医療機関などから集団発生の報告があった。報告数は、前週比6カ所の増加。保健・疾病対策課が作成した県内定点医療機関からの報告による前週と比較した県平均と保健所別1医療機関あたり感染者数推移は下段のとおり。 (午後3時)
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