仙台管区気象台は2日、前日の東北南部に続いて同北部が梅雨明けしたとみられる、と発表した。本県を含む同北部の梅雨明けは平年より5日、昨年より11日それぞれ遅い。
東北北部は、高気圧に覆われて晴れている所が多い。山沿いや内陸部を中心ににわか雨や雷雨となる所があるものの、向こう1週間も高気圧に覆われて晴れる日が多い見込み。このため同気象台は2日、「東北北部は梅雨明けしたとみられる」と発表した。これにより、梅雨のない北海道を除く全国で梅雨明けしたことに。
今年の梅雨期間中(6月23日から8月1日)の東北北部の県庁所在地の降水量は下段のとおりだが、7月24日から27日にかけて梅雨前線によって大雨に見舞われたことを主因に、3地点とも平年を大幅に上回った。うち秋田市は、平年の1.7倍近い408ミリにのぼった。 (午後3時)
梅雨期間降水量(速報値)
降水量(ミリ) 平年値(ミリ)
青森市 314.0 155.3
秋田市 408.0 246.5
盛岡市 456.5 244.4
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