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令和6年(2024年)7月24日付
ついに90万人割れ

1日現在の県人口
 
100万人割れから7年余

 

 平成29年(2017年)春に戦後初めて100万人を割り込んだ県人口は、ついに90万人をも下回った。県調査統計課が24日公表した6月中の動きを示す今月1日現在の「人口と世帯」に基づくもの。

 県が公表する「人口と世帯」は令和2年(2020年)国勢調査の確定人口と世帯数を基準値とし、その後の外国人住民を含む毎月の自然動態(出生・死亡)、社会動態(転入・転出)や世帯の新設・消滅などによる増減数を求め、これらを加減して毎月1日現在の推計値を算出。

 今月1日現在の県人口は男性42万5,286人、女性47万4,028人の計89万9,314人で、前月に比べて984人、0.11%減少した。25市町村中、東成瀬村で3人、大潟村で2人それぞれ増加したのを除いて軒並み減少。

 ちなみに、県人口は平成29年4月1日現在公表の99万9,636人で戦後初めて100万人を割り込んだ。それから7年3カ月で90万人をも下回り、県が人口減少対策を最重要課題のひとつに挙げているのとは裏腹に、人口の先細り傾向はとどまるところを知らない状況だ。県人口が80万人台となるのは、大正9年(1920年)以来104年ぶり。  

 県人口の動態別内訳は、6月中に211人生まれたのに対して1,183人亡くなったため、972人の自然減。一方、同月中に719人が県外へ転出したのに対して707人が県内に転入したため、わずか12人ながら3カ月ぶりの社会減となった。自然減は11カ月ぶりに1,000人を下回ったものの、前年同月との比較では12人拡大した。

 このほか、今月1日現在の県内世帯数は前月比28世帯減の38万4,732世帯。2カ月連続の減少ながら、前年同月に比べて減少幅は94世帯縮小。(第1速報:午前9時1分、第2速報:同9時20分)

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