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令和6年(2024年)7月19日付
3年連続100人超

上半期の県内自殺者数
 
2年ぶりに増加

 

 上半期(1-6月)の県内自殺者数は3年連続で100人を超え、前年同期とわずか1人の差ながら2年ぶりに増加に転じた。警察庁がまとめた同期間の暫定値で示されたもの。

 今年を含む過去5年間の上半期月別自殺者数推移は下段のとおりだが、同5年間で最も多かったのは令和4年の114人で、翌5年は104人に減少した。

 一方、今年は105人でほぼ横ばいの水準ながら、2年ぶりに増加。うち4月は、令和に入って最悪の25人にのぼり、上半期全体を引き上げた。

 本県以外の東北各県の上半期自殺者数は福島の186人、宮城の183人、岩手の143人、青森の128人、そして山形が唯一100人未満の87人で続き、前年同期と同様、本県は少ない方から2番目。

 全国計は前年同期比995人、8.8%減の1万248人で、同期としては過去10年間で最少だった令和2年の9,578人以来4年ぶりに1万1,000人を下回った。 (午前零時)

過去5年間の上半期月別自者数推移
1月 2月 3月 4月 5月 6月 上半期計
令和6年 17 10 20 25 19 14 105人
令和5年 17 13 19 18 18 19 104人
令和4年 16 8 17 21 30 22 114人
令和3年 9 12 18 15 18 18 90人
令和2年 20 5 17 13 18 13 86人

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