上半期(1-6月)の県内自殺者数は3年連続で100人を超え、前年同期とわずか1人の差ながら2年ぶりに増加に転じた。警察庁がまとめた同期間の暫定値で示されたもの。
今年を含む過去5年間の上半期月別自殺者数推移は下段のとおりだが、同5年間で最も多かったのは令和4年の114人で、翌5年は104人に減少した。
一方、今年は105人でほぼ横ばいの水準ながら、2年ぶりに増加。うち4月は、令和に入って最悪の25人にのぼり、上半期全体を引き上げた。
本県以外の東北各県の上半期自殺者数は福島の186人、宮城の183人、岩手の143人、青森の128人、そして山形が唯一100人未満の87人で続き、前年同期と同様、本県は少ない方から2番目。
全国計は前年同期比995人、8.8%減の1万248人で、同期としては過去10年間で最少だった令和2年の9,578人以来4年ぶりに1万1,000人を下回った。 (午前零時)
過去5年間の上半期月別自者数推移
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1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
上半期計 |
令和6年 |
17 |
10 |
20 |
25 |
19 |
14 |
105人 |
令和5年 |
17 |
13 |
19 |
18 |
18 |
19 |
104人 |
令和4年 |
16 |
8 |
17 |
21 |
30 |
22 |
114人 |
令和3年 |
9 |
12 |
18 |
15 |
18 |
18 |
90人 |
令和2年 |
20 |
5 |
17 |
13 |
18 |
13 |
86人 |
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