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令和6年(2024年)7月18日付
過去最多を更新
 
上半期の大館能代空港
 
2年連続8万人超

 

 大館能代空港の上半期(1-6月)利用者数は、開港以来初めて8万人を突破した前年同期を約2,800人上回る堅調な伸びを示した。県が17日公表した同期間の利用実績で示されたもの。

 東京(羽田)、大阪(伊丹)、札幌(新千歳)の3路線で平成10年(1998年)7月に開港した同空港は、翌11年11月に札幌、同23年(2011年)1月に大阪の両路線を「運休」の扱いながらも事実上廃止した形で、羽田線が唯一存続。令和2年(2020年)10月25日を皮切りに始まった羽田線1日3往復化は、来年3月29日まで延長することが決まっている。

 県が作成した前年同期比による上半期の同空港利用者数内訳は下段のとおりだが、今年は前年同期比2,803人、3.5%増の8万3,328人で、開港以来初めて8万人を超えた前年の記録を更新した。

 1日3往復化の定着に加え、秋田北地方の5市町村を含む空港周辺の9市町村で実施している同空港利用促進助成金交付事業も、コロナ禍以降の回復に少なからず貢献。搭乗率は高いとはいえないながらも、前年同期比1.3ポイント増の50.1%と席の約半分を埋めるに至った。

 併せて同日公表した秋田空港の上半期利用者数は東京羽田、名古屋中部、札幌新千歳、札幌丘珠、大阪伊丹の5路線とチャーター便あわせて55万817人で、同3万1,950人、6.2%の増加。搭乗率は、前年同期の58%から62.1%に上昇した。

 このほか、上半期の貨物取扱量は大館能代空港が同2.8トン、36.6%減の7.6トンと低調だったのに対し、秋田空港は同6.2トン、16.9%増の42.3トンと順調な伸び。(午前零時)

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