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子どもに声をかけるなどして県警が「不審者」と認知したのは116件を数え、前年に比べていくぶん減少した。県警がまとめた上半期(1-6月)の声かけ事案等の認知状況で示されたもの。 上半期認知件数は、前年同期比8件減の116件。行為別で最も多いのは声かけの41件で、これに無断撮影の20件、盗撮の14件、つきまといの13件、身体接触の14件などが続く。ちなみに、全体の3分の1以上を占める声かけは子どもに卑わいな言葉や誘惑する言葉、乱暴な言葉をかける行為。 上半期に認知した中で最も被害を受けた曜日は火曜日、水曜日、木曜日の各21件で並んだ。日曜日は8件で、「不明」を除けば最少。時間帯は部活などを終えて帰途につく午後4時〜6時が36件、場所は路上が69件で、ともに群を抜いた。学識別人数は小学生が75人で最も多く、高校生の57人、中学生34人などが続き、幼児も6人いた。 秋田北地方は大館、鹿角、北秋田の3警察署あわせて前年同期の17件から12件に減少。署別では大館が10件、北秋田が1件でいずれも前年同比1件減と横ばいに近い水準だったものの、鹿角は同3件減の1件と目立った減少ぶり。この結果、鹿角、北秋田はともに県内最少だった。 子どもが被害に遭う事件が全国的に後を絶たない中、県内各地域の住民に対して県警は「不審な行動をする者を目撃したり、見知らぬ車両を発見した時は、不審者の特徴や車両のナンバーなどをメモし、警察に通報を」と協力を呼びかけている。
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