県内の交通事故は発生件数、負傷者数ともに改善傾向ながら、死者数は減少できずにいる。県警が1日公表した上半期(1-6月)の発生状況(概数)で示されたもの。秋田北地方は大館、鹿角両署管内で死者を皆無に抑えた反面、北秋田署管内で2人亡くなった。
上半期の県内交通事故発生件数は前年同期比92件、17.1%減の446件。負傷者数は同115人、18%減の525人、うち重傷者は同12人、14.1%減の73人といずれも改善した。一方、交通事故に伴う死者数は前年同期と同数の10人。
秋田北地方の交通事故発生件数は大館署管内29件、鹿角署同10件、北秋田署同12件のあわせて51件で、前年同期に比べて6件減少した。
負傷者数は大館34人、鹿角13人、北秋田12人の計59人で、前年同期比6人減。うち重傷者数は大館、鹿角各5人、北秋田3人の計13人で、同4人減。一方、死者数は北秋田だけで2人出しており、秋田北地方全体では同2人増加した。(午後1時40分)
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