日本相撲協会は1日、14日に愛知県体育館で開幕する大相撲名古屋場所の新番付を発表した。秋田北地方出身の佐々木山=大館市、木瀬部屋・本名佐々木大輔=は、先場所の東三段目筆頭から東幕下50枚目へと2場所ぶりに幕下に返り咲いた。先月12日に33歳になった佐々木山は、先場所にかろうじて今年初の勝ち越しを決めただけに、今場所を含む年後半3場所はさらなる奮起が望まれる。
5場所ぶりに三段目(東三段目筆頭)に転落した先場所の佐々木山は、4勝3敗でかろうじて勝ち越した。これにより、通算成績は全勝で序ノ口優勝の華々しい角界デビューを飾った平成22年(2010年)春場所以降の85場所で301勝258敗29休とし、白星が300を突破。
とはいえ、年齢を重ねるにつれて十両への足掛かりとなる幕下1ケタ台も"夢のまた夢"になりつつあるだけに、今後の場所はまさに自身にとって進退をかけた正念場といえそう。 (午前6時10分)
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