仙台管区気象台は25日、東北の7月から向こう3カ月間の天気予報を発表した。暖かい空気に覆われやすいため、同3カ月の気温は高いと予想しており、盛夏期は猛暑の可能性も。

　月別予報は、7月が東北全般に平年と同様曇りや雨の日が多く、本県を含む東北日本海側の8月は平年と同様に晴れの日が多く、9月は天気は数日の周期で変わりそう。

　また、同太平洋側の8月は天気が数日の周期で変わり、9月は8月に続いて天気が数日の周期で変わりながらも平年と同様に曇りや雨の日が多い見込みだ。気温は東北全般に7月と8月が高く、9月が平年並みか高いと予想。降水量は、各月ともほぼ平年並みとみている。

　併せて同日公表した東北の20日までの6月天候経過によると、高気圧に覆われて晴れた日が多く、前線や低気圧、湿った空気の影響を受けにくかった。このため、日照時間は平年を上回り、降水量は平年を下回った。気温は、期間の初めに冷涼な空気の影響を受けたが、その後は南から暖かい空気が流れ込みやすかったため平年を上回った。

　同気象台が作成した平年との比較による今月1日〜20日の平均気温、降水量、日照時間の内訳は下段のとおりだが、本県を含む東北北部の平年より2度高く、降水量は平年の4割程度にとどまった。　　　　(午前零時)

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